廃酸、廃アルカリとは?(静岡県の産業廃棄物収集運搬業許可)

廃酸、廃アルカリとは?(静岡県の産業廃棄物収集運搬業許可)

廃酸と廃アルカリは、最終処分場に埋めることができない産業廃棄物であるため、焼却か中和が行われます。それ以外にも、廃液自体を再利用する方法や、中性生成物から有価物を取り出す方法などの、廃液の再利用が広く行われています。

廃油、廃アルカリとは

廃酸は、写真定着廃液、廃硫酸、廃塩酸、各種の有機廃酸類などの酸性廃液です。

廃アルカリは、写真現像廃液、廃ソーダ液、金属石けん液などのアルカリ性廃油です。廃酸、廃アルカリは液体状の廃棄物であり、最終処分場で処分することができません。廃酸、廃アルカリを処分する方法は、焼却と中和に限定されます。

廃酸・廃アルカリを焼却する場合は、ロータリーキルンや流動床炉などの焼却炉で焼却処分されます。焼却をする際は、廃酸・廃アルカリを液体状のまま直接炉内に投入すると焼却を妨げてしまいますので、霧状に炉内に噴霧することで、焼却をしやすくしています。焼却によって分解できるものは、廃液中の有機物とアンモニウム塩などに限られます。また、廃油に含まれるナトリウムやカリウムの塩類は、焼却処理をしても、焼却灰に塩として残存します。そのため、その焼却灰を管理型最終処分場に埋め立てると、埋め立て地の浸出水に塩類が溶出してしまいますので、浸出水の処理に余分な手間がかかることとなります。

中和処理

中和処理は、廃酸や廃アルカリを中性近くまで調節する処理です。廃酸を中和するためには廃アルカリ、廃アルカリを中和するためには廃酸を、それぞれ使用するのが理想ですが、それらの廃液だけでは中和処理ができない場合には、酸またはアルカリを別途用意して、中和処理が行われます。また、中和によって、廃液中に含まれていた不純物が汚泥として発生することもありますので、その汚泥の脱水処理なども必要となります。廃酸・廃アルカリを中和処理する過程で、人体にとって有害なガスが発生することがありますので、中和は廃液の性状に応じて、慎重に行われます。例えば、シアン化合物は酸と接触すると、有害なシアン化水素が発生しますので、シアン化合物が含まれた廃アルカリは、中和ではなく、シアン化合物の処理施設で処理されます。

廃酸・廃アルカリの再利用方法

廃酸・廃アルカリの再利用方法としては、中和剤としての利用の他に、廃液自体を再利用する方法や、中和処理によって生成されたものから有価物を取り出す方法、廃液自体から有価物を取り出す方法などがあります。

廃液自体の再利用方法の例をあげると、鉄鋼酸洗工程で使用された硫酸は、硫酸濃度が減少し、硫酸第一鉄の濃度が高くなるので、酸洗能力が低下します。そのような廃硫酸でも、冷却することによって、廃硫酸中の硫酸第一鉄が結晶化しますので、それを除去すれば、残っている硫酸を再び使用できるようになります。

中和生成物から有価物を取り出す方法としては、銅分が含まれた廃酸から低品位銅を回収する方法があります。具体的には、銅分が含まれた廃酸を中和する際に、水酸化銅の沈殿が最も多くなるように条件を調整し、銅分を含有した沈殿物を生成させ、そこから低品位銅を回収しています。

 

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